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アナログカートリッジ新サービス(マグネット磁力再生及び強化)を実施いたします。針とカンチレバーの再接着強化も行います。
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●カートリッジのマグネット磁力をパルス着磁マシンで強力にUPします。なんと3万ガウス以上(測定値限界)でRE Magnetize!
当ラボ自社所有オリジナル再磁化パルスマシン使用
デンオンDL103シリーズがオリジナルよりハイグレードに!
●鮮烈なキレ込みで鳴ります●パワフルに鳴ります
●クリアーに濃霧が晴れたように鳴ります●静かにキメ細やかに鳴ります
●旧い製品でも新しい製品でも劇的に●スケール感UPでダイナミックに鳴ります。特に磁力の落ちたもので≒6dBUPも可。
●ロープライスMCがハイエンドMCに変身!
●S/Nが劇的向上する結果、埋もれて聴こえなかった音まで聴こえます
●ローエンドの力感と共に音階の明快さに驚かれるでしょう●マグネット劣化が原因で生じた左右バランス悪化を改善します
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・アル二コ使用カートリッジは減磁している機種が多いです。(フェライトも同様)
貴殿が大切にコレクションされているピックアップカートリッジは、発売当時には最大値に近い磁束密度で着磁されていました。
磁石にとって重要な特性である保磁力が小さく減磁しやすい為、しかし、繰り返される磁界の攪拌・・・
(簡単に言うと)レコードトレース時の針及びカンチレバーの動きや針先クリーニング時のショックや室温その他、環境による要因が、製造当初保有していた磁束密度を下げてしまいます。
俗に 「 磁力が落ちた 」 と呼ばれる現象です。
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・よくある質問
> 退磁したカートリッジはどのような音に劣化するのですか?
⇒ 出力が弱くなった事で、薄っ平っらい音になります。低能率のスピーカーを低出力のパワーアンプで鳴らす事と同じです。
パワーアンプに喩えれば、フィードバックが掛かっていない、スピーカーの逆起電力に振り回されっぱなしの(ノイズの多い)無帰還アンプのようなものです。
磁界が小さく、カンチレバーやコイルに対しての ( センターに戻る ) 制動力が弱いのでサスティーンが増し、( ピアノでいえばペダルを踏んだ状態 )ムーディな音質となり、微細な表現が出来なくなります。
> 磁石が強力になったらどのような音になるのですか?
⇒ 広い範囲で針先の振動を拾うため、倍音の多い艶のある音になります。音量も上がり、立ち上がり、立下りも速くなるのでエネルギッシュに鳴ります。
> オリジナルの音を損なうことはないのですか?
⇒ オリジナルの音を覚えていますか? 経年変化で徐々に減磁して分離の悪いボケた音に劣化していることに気がつきませんか?
そのボケた音をソフトだ、ムードがある、侘びがある・・と、その枯淡の境地が気に入っているとしたら、リ・マグネタイズの必要は無いのかもしれません。
> どのようなカートリッジでも対応してくれるのですか?
シングルマグネット方式の市場でいちばん流通販売量の多いカートリッジです。
●複数個のマグネットを使ったマルチ構造の製品には対応できません。
●プッシュプル発電方式という名称で、コイルを2マグネット4極型の磁気回路に組み込んだ構造の製品なども出来ません。
●デュアル差動磁気回路や中央のヨークをはさんで複数個の磁石を同極対抗させるような形式で構成されたものにも対応しません。
ご依頼の前に、複雑な磁気回路を採用した製品であるかどうか、商品説明などのサイトで【ご自身で】先ずは確認してみてください。
> アル二コやフェライトの磁力の回復やオリジナルよりも更にアップグレードができることは分りましたが、サマリユームコバルトやネオジュームの磁力アップについてはどうなのですか?
⇒ 減磁はしないようですが、コアの消磁化をお奨めします。巷で噂の出力ピンをショートしてレコードを数分掛ける・・というのは効果は望めないそうです。
武蔵野ハイファイ開発・パルス・【デ】・マグネイレーサーは基準周波数とその付近の数種類の周波数を出力ターミナルから●Vrms交流印加して完全消磁させます。
> リ・マグネタイズを施すと、この先ずっと磁力は落ちないと考えてよいのですか?
⇒ (上段記事中にも記していますが)レコードトレース時の針及びカンチレバーの動きや針先クリーニング時のショックや室温その他、環境による要因が、磁束密度を下げてしまいます。
数年に一度はリ・マグネタイズを施し、リフレッシュしたサウンドを取り戻すことも必要かもしれません。 ( 2回目からは無料で磁力測定いたします )
そのためにリ・マグネタイズはお手頃価格に設定しています。
※ 他のカートリッジ修理屋では、針先やカンチレバーの交換時の作業で発電部にショックを与え、磁力が弱ることが充分に考えられます。
> リ・マグネタイザーはアクセサリー機器として販売しないのですか?
⇒ 再磁化の工程時の操作で(人体に)危険を伴うため、販売できません。
また、リ・マグネタイザーとペアになる【デ】・マグネイレーサーも必要となるため、アクセサリーとしてはかなりの高額になり、現実的ではありません。
> リ・マグネタイズでコアやコイル近辺まで磁化されては音質が悪くなるのでは無いですか?
⇒ 先ずリ・マグネタイザーで磁石を強化し、其の後、パルス・【デ】・マグネイレーサー(=交流式脱磁マシーン)で磁石以外の必要でない部分の磁化を完全脱磁します。
リ・マグネタイザー と デ・マグネイレーサー の 2機のマシンでの作業工程がセットになって初めてリ・マグネタイズが完成されます。
デ・マグネタイザーは簡単な方式のものは入手できるかも知れませんが、3万ガウスには対応するため、自社で ( 交流広帯域周波数連続可変タイプを ) 製作しました。
(大型コイル・安定化電源150V仕様で、どちらのマシンもオリジナルの自社所有品です)
御希望の方はメーカー・機種名を明記の上、お問合せください。