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‘70年代　こんなことをやっていたのが、懐かしいですね。オンケン製作に前金で払って、ホーンだけ一年半後に納品されました。ドライバァは、それから半年後に。そのカッコいぃルックスと世界初？と云われるDCアンプでドライブ。期待に胸を膨らませながらLPに針を落としました。

ホーンスピーカァに憧れる誰しもが同じ道を辿ると思いますが、軽い小さな金属ダイアフラムと鈍重な紙コーン（ウーファー）では、ガットギター1本の演奏でも、生演奏とは大きく懸け離れるといぅ予想外の事実に直面することになるのです。

どんなに強力そぅなマグネットを背負った{飾られた}ウーファーでも、其の産まれながらに背負った宿命である"fo(エフ・ゼロ)"といぅ因縁災厄を祓わねば、瞬発力を伴った静寂なエネルギーは耳に達しないのです。

{一般的な住居での1Wの出力といぅものが、どれほど大きい事なのかを知ってますか？}

{10Wのパワァアンプよりも300Wのアンプのほうが制動力？が強いといぅのは本当ですか？}{そのようなことをアンプメーカァは主張しているのですか？}{どのよぅな算術で、其れを表すことができますか？}

{そのよぅな大出力アンプでも"fo(エフ・ゼロ)"を退治することができますか？）

武蔵野譜音・逆Fゼロオフセット式ユニットを用いれば、ウーファとのつながり（鈍重な不快感の払拭）も、大いに期待できます。

来年は、「むさしのふぉん」　も、砂入り木製ホーンの製作販売に着手したいと目論んでいます。手始めにツイタァ、そしてスコーカァから順番に。

実際のナチュラルな演奏音より、デフォルメ déformer された、歪みの多い派手な異音を好むオトキチには　{逆Fゼロオフセット式ユニットは}　猫に小判な話でありましょう。